今回は雑談ブログ、イリエワニがなぜ最強生物なのか?について紹介いたします。
イリエワニとは
ワニの中で最大級で、性格は非常に攻撃的なため人間を襲って食べることもあります。
最大のサイズ
爬虫類の中でも最大級で、平均4メートル 巨大な個体は体長が7メートルを超え、体重1トンを超えることも珍しくない。
生息地
インド南都部、ベトナム アジア大陸、ニューギニア島、オーストラリア汽水域に生息することから、イリエワニとうい和名がついた、海水への耐性もあり、海流にのって移動することもあり、オーストラリアなどに生息域を広げたと考えられています。
日本にいる?
日本でも、2017年に奄美大島で発見されYahoo!ニュースになったことがあります。
この時は2匹の体長60センチほどの子供のイリエワニかシャムワニと報じられました。
日本で巨大なイリエワニを見ることができる場所
イズー
静岡県河津町にある爬虫類を展示する水族館。
日本国内では最大級となる体長5メートル、体重800キロの巨大なイリエワニが一般公開されています。
イズーでは子ワニとのふれあいコーナーもあり、以前訪れた時は触らせてもらったことがあります。
バナナワニ園
同じく静岡県熱川にある熱川バナナワニ園はとても有名です。ワニ以外にも熱帯魚や温室で熱帯植物を展示しており楽しいです。
イズーからも近く、1日で両方訪れることも可能です。
最強の生物 イリエワニ
顎の力
フロリダ州立大学でワニの噛む力を調べたことがあるそうです。
ワニ類の中でもイリエワニがやはり最強で、その顎の力は1平方センチあたり約260キログラムを計測するそうです。
これは、ティラノサウルスにも匹敵する可能性があると言われており、地球上の生物で最強だそうです。
ティラノサウルスは映画などで誇張されていますが、実際の大きさは象より少し大きいくらいらしいですよ。
ちなみに人間の噛む力は10から14キロといわれています。
サメの顎の力は?
鋭い歯と咬む力といえばサメを思い浮かべますが、サメは実際に計測できたわけではないらしいのですが、体長6メートルを超えるホホジロザメの噛む力が1平方センチ当たり約280キログラム近いというコンピューターの試算があるそうです。
顎の力最強が巨大ザメとなる可能性もあるそうです。
海の王者シャチも計測したことがないそうですが、イリエワニより噛む力が強いのではという説もあるようですが定かではありません。
ぜひ計測してほしいですね。
天敵はいるの?
体長5メートルを超えるような巨体のイリエワニに天敵はいないと考えます。
もし海でサメと出くわしたらどちらが勝つのか?と考えてしまいますが、おそらくイリエワニが勝つと言われています。
ワニは目の前に来た、食べられそうな獲物はなんでも食べてしまう習性があり、驚くべきはその瞬発力です。
ワニがサメを捕食できるという論文を米大学が発表しています。
しかし、サイズが明らかにワニの方が小さければ、サメに食べられてしまうようですし、ワニが海上を泳ぐ時に水面近くを泳いでいれば、下から大型のサメに襲われてしまえばひとたまりもないでしょうけど。
体長3メートルのイタチザメと体長4メールのイリエワニが死んだ鯨を食べる動画を見たことがあります。
その時は鯨という大きな獲物だったことで争いが起きることはなかったようです。
ワニ対ワニ
よく比較される、アフリカ大陸に生息するワニ類最大級のナイルワニですが、全長5メートル、体重500キロくらいが最大サイズでイリエワニと比べるとひと回り小さく体格に差があるようです。
また顎もイリエワニに比べると細身のため、もしイリエワニとナイルワニが戦うことになったら、噛む力の違いからイリエワニが勝つと言われています。
イリエワニはワニ界最強!
私の考える天敵
大型のヘビとの対決、実際に自然界でも対決しており、ヘビが巨大なワニを捕食している画像があります。
アミメニシキヘビはヘビ類で最も長いといわれており、全長10メートル100キロ近い個体も発見されています。そんなヘビに巻き付かれたらイリエワニでも引き離すことは困難であり、イリエワニにとっても強敵であると考えています。
しかし一度ワニに噛みつかれてしまえば、その顎の力で一撃で勝負が決まってしまうでしょう。
飼育可能?
そんな巨大で凶暴なイリエワニを個人で飼育することが可能なのでしょうか?
私が子供のころは、普通にペットショップでワニをみかけることがありました。
メガネカイマンだったと記憶しています。約10,000万くらいで許可なく購入できました。
その後ワニ類は特定動物に指定されており、飼育に許可が必要となりました。
特定動物を専門に扱うショップでは、ワニは人気があり販売されていました。
販売リストの中にイリエワニもありましたので、今でも個人で飼育していると思います。
ネット検索で、もしかすると飼育している人をさがせると思います。
その後、令和2年5月31日で、ペットとしてワニを飼育することが禁止されましたので、これからペット目的でワニを購入することはできません。
ペット目的ではなく、展示や爬虫類カフェなどでは自治体からの許可が下りれば購入可能とのことです。
リンクが可能であるかわからなかったので載せていいませんが、ワニガメを保護している有名な方がイリエワニを飼育しています。
興味がある方は調べてみると個人でイリエワニを飼育することが、命懸けでどれだけ大変なことかわかります。
イリエワニの被害に遭った約千人の日本兵の話
第二次対戦中にミャンマーでビルマの戦いでの話です。真偽の程はわかりません。
その戦いで日本兵はイギリス軍に包囲され、イリエワニが大量に住む沼に追いやられ、約千人もの日本兵が犠牲になったというものです。
実際にイリエワニに襲われた人数はわからないようですが、そのような悲惨な出来事があったことは事実のようで、世界的に有名な話です。
まとめ
今回はイリエワニについて紹介しました。
ワニは恐竜が生息していた古代から生き残る生物です。
イリエワニの生息数は20万から30万と言われており、現状では絶滅の危機にはないようですが、今後は密猟、生息地の減少などにより、個体数が減少する恐れは常にあります。特に巨大な個体は少なくなってくると考えられます。
イリエワニには、これからも最強の生物として君臨し続けてほしいと思いました。