ITパスポートは国家資格で比較的に簡単に取得できると言われています。
実際どのくらい勉強すれば、合格することができるのでしょうか?
今回の記事は、私がITパスポートを受験した時の話です。
これからITパスポートの取得を考えている人の参考になれば幸いです。
ITパスポート受験申し込み
これから受験を考えている方は下記のサイトから申し込みができます。
1回目の受験
結果から伝えますと、情報不足と勉強不足により、不合格でした。
何から始める?
まずは1冊、参考書を購入しましょう。
口コミや評判が良かった参考書です。
参考書は1冊あれば十分です。
実際に私も参考書は1冊だけで合格する事ができました。
理解が難しい用語や計算問題などは動画で学習しましたが、無料で学習できるYoutubeの動画がおすすめです。
学習が進まないときは、まず動画を見て気分転換していました。
おすすめのyoutube動画
試験当日の流れ
確認表と写真付きの身分証明証を忘れず持参しましょう。
自席には、ハンカチ、ティッシュ、目薬の持ち込みが許可されています。
それ以外は持ち込む事ができませんので、受付後にロッカーに入れることになります。
時計や飲み物も持ち込むことはできません。
午前9時30分からの試験を受験しました。
開始時間30分まえの9時から受付を開始します。
受付時に確認表と身分証明書で本人確認し、受付後は時間まで待機となります。
受験した会場によるのかもしれませんが、受付はかなりアナログで要領も良くなかったため、思っているより時間がかかりました。
試験開始15分前になると、試験会場内に入室することができるので、自席に着いたら確認表に書いてあるID、パスワードなどを入力し、ログインして待ちます。
試験開始を待っている間に、確認表は回収されます。
机には鉛筆とメモのためのA4の紙が一枚置いてあります。メモ紙は書く場所がなくなったら合図すればもらえます。
試験中にトイレに行くことはできるのかもしれませんが、私が受験した時は席を立つ人はいませんでした。
受験前に水分を補給し、トイレも済ませてから自席に着くようにしましょう。
試験開始時間になると、パソコン画面上の試験開始ボタンをクリックできるようになります。
試験を開始すると、自分はまだ問題を読んでいる状態だったのですが、周りからはマウスをクリックするカチャカチャという音が聞こえてきて少し焦ります。
わからない問題や計算問題はチェックを入れて、飛ばして行きましたが、100問終えた時には15分ほど時間が余っている状態でした。
一通り問題を解いてから、わからなかった問題や計算問題を解きましたが、15分はあっという間に過ぎ時間となりました。
見直す項目には、チェックマークを入れる事ができ、ダブルクリックすることでその問題に戻る事ができますが、わからない問題や後回しにした問題が多くなると後で見返す時に、わからなくて後回しにした問題なのか、後で時間をかけて考える問題なのかわからなくなるので、メモに残しておくと残り時間を有効に使う事ができると思います。
受験が終了すると、自分の成績が表示されるので、その時点で合格しているのかわかります。
自分の点数を確認し、係の人にメモ紙と鉛筆を渡すと、試験会場から退出する事ができます。
1回目受験失敗の原因
- 電子書籍で参考書を購入
- 過去問題の繰り返し
- シラバス対策
電子書籍で参考書を購入が失敗だった!
スマホやパソコンでいつでも見る事ができるため電子書籍で購入しました。
が、思っていたより、操作性が良くなかったため、参考書は見たい、確認したいページをすぐ開く事ができる本がいいと思いました。
これは、人にもよると思いますが、急に気になる用語を見返したくなったときなどは、本の方が早いと思いです。
過去問題の繰り返しの失敗!
とりあえず、過去5年の問題を繰り返し行いました。
ランダムで出題するように設定し、繰り返し過去問を解いていくうちに、正解率が80%を超えるようになりました。
この時、大きな勘違いしてしまいました。
過去問には解説がついているので、解説を一緒に読む事で、わからなかった問題が学習する事ができます。
確かに、知識もついてはいましたが、正解率が上がったのは、問題と回答を暗記してしまったからです。
その勘違いをしたまま、1回目の受験を行い、見事に失敗しました。
シラバスの変更への対応の失敗!
2022年4月にシラバス6.0に変更しました。
・受験当時
シラバスとは、試験に出題する範囲のことです。
私が取り組んでいた、過去問題はまだシラバス6.0に対応していませんでした。
再受験について
次の受験の申し込みは、受験日の翌日から可能となります。
早速、1週間後の受験申し込みをしました。
ITパスポートは受験日の3日前までなら、受験日の変更は可能です。
とりあえず、申し込み可能な一番近い日程を申し込みました。
2回目の受験
これまで学習した内容を忘れないうちにと、1週間後の受験を申し込みました。
受験日の3日前までなら、受験日の変更は何度でも可能です。
前回の受験で、過去問の学習は必要ですが同じ問題は出ないということがわかりました。
もちろん似たような問題は出ますが、かなり少ない印象でした。
重要視した事
まず、参考書を一周じっくりと読むことにしました。
1周目はサラッと読むくらいが良いと考えている人も多いようですが、私の場合はサラッと見ただけでは、全く頭に入らないためじっくりと読み進めることにしました。
参考書を読みながら、重要な単語や解説はパソコンに入力して、苦手な用語などをまとめながら学習を進めていました。
なかなか覚えられない、項目については学生時代を思い出しノートなどにまとめて、何回も見るようにしました。
やはり、書いて勉強した方が覚えられる。
一周目を終え、二周目もさらりと読みながら、完全に忘れている用語をノートに書き、
三周目は1日でさらりと読み学習を終えました。
結局、学習時間が足りず、自信がなかったので、受験日は1週間後にすることにしました。
2回目の受験日
2回目の受験でなんとか合格することができました。
勉強が得意なひとであれば、もっとすんなりと合格する事ができるでしょう。
まとめ
参考書:1冊書いましょう。
電子書籍ではなく、本がおすすめです!
本で理解が難しい用語は、Youtubeなどを利用して繰り返し視聴しましょう。
過去問題だけでは合格できないが、過去3年間くらいはやりましょう。
ITパスポートは簡単という、噂がありますが、そこまで簡単ではないのでしっかりと学習する必要があります。
ITだけでなくビジネスの知識が必要です。ビジネス用語の知識がある方は有利です。