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パキポディウムの魅力【おすすめ購入方法と育て方】

塊根植物というカッコかわいい植物が、ひそかにブームを巻き起こしています。その塊根植物のなかでも特に人気なのがパキポディウムという種類です。

 

希少な植物で、かなり高価。

近くの園芸店やホームセンターには売ってない。(実生なら売ってることがあります。)

育て方にもコツがあり、専門店でないと取り扱いがないようである。

パキポディウム歴は5年ほどですが、魅力的な「パキポディウム」のおすすめ購入方法、育て方までご紹介します。

 

パキポディウム

パキポディウムの仲間は、南アフリカ、マダガスカル原産でマダガスカルの固有種がたくさんあり、乾燥温帯地域に自生していて、幹に水分をため、どっしりした丸っこいフォルムとトゲが特徴です。

その独特のフォルムからコレクション性も高く、いろいろな種類を集めたくなりますが、パキポディウムを取り扱っているショップも少なく、形が良いものは非常に高値で取引されております。

実生株(種から育てたもの)は比較的安価ですが、それでも3000円位からで、直径 10cm を超える株であれば 3万円以上することも珍しくありません。

現地株で状態が良いものは10万円以上の高価な値がつくことがあり欲しくても手に入れることが難しいです。

 

おすすめのショップ

西武池袋店屋上にある鶴仙園は有名です。

 

鶴仙園公式サイト

 

パキポディウムの購入

大変貴重で効果な植物ですので、実際に実物を見て購入したいところですが、なかなか実店舗でレアな個体を販売している所は少ないですし、人気があるため良個体はすぐに売れてしまいます。

近くに販売している店舗がない時は、信頼のあるネットショップから購入することをおすすめします。

 

しんかい
高価なのでポチるのに勇気がいります。

 

私はインターネットのオークションサイトをよく利用しています。

 

パキポディウムは根を全て切った状態で輸入されます。

大量に輸入し、まだ根が生えていない状態で出品しているため比較的安く購入できるのです。

 

 

オークションサイトから購入するメリット

比較的手頃な価格で良いものを購入できる。

オークションサイトでも非常に人気があり、競争率が高く一気に数万円になることもあります。ですが競争率の低く良いものを見つけることができれば数千円という手頃な価格で手にすることができます。

 

オークションサイトから購入するデメリット

発根管理をしなくてはいけない。悪い商品を買わされる可能性がある。

パキポディウム根を張るまでに時間と手間がかかり、根が生えずに枯れてしまう、腐ってしまうなどがあるため注意が必要です。

 

私は10個体以上オークションサイトから購入しましたが、今のところ枯れてしまったものはありません。パキポディウムは基本的には丈夫な植物なのです。

 

 

オークションサイトからの購入

購入時期

暖かくなる3月頃からが管理しやすいくおすすめです。寒くなる時期に購入すると水やりができないので難しいです。

暖かくないと根が生えにくく、保温管理するなどコツが必要です。

 

 

発根管理

届いた株は根の部分を水につけ、暖かい場所で2日間くらい放置しています。

水にはメネデールを入れて、温めるとさらに良いでしょう。

 

 

活力剤 メネデール 500ml

 

 

鉢植え

私は、小粒の硬質赤玉土のみで植えています。

水はけが良いという理由ですが、根が生えるのが早い気がしています。

鉢に植えたら、水が透明になるまで水やりをします。

肥料や防虫剤も入れましょう。

 

硬質赤玉土

おすすめの赤玉土。

硬質で小玉の赤玉は崩れにくく使いやすいです。

 

 

肥料

定番アイテムですが使いやすく、アブラムシなどの害虫の定着も少ないように感じます。

匂いなどもなく使いやすいです。

 

殺虫剤

おすすめの殺虫剤

他の商品を使用したことがないので、比較ができませんがいままで害虫がついたことがないので効果はあると思います。

 

管理方法

基本的には外で管理しています。多肉植物などは空気の流れのない家の中で管理していると枯れます。

管理のポイント

  • 寒い時期は(15度以下)家の中へ入れます。
  • 寒い時期も日の当たる暖かい日中はできるだけ外へ出してあげると元気になります。
  • 寒くなる夜は忘れずに家の中へ入れましょう。
  • 寒い時期の管理は大変です。

 

 

 

不思議と毎日見て、触ったりしていると植物の状態がわかるようになります。

水やりについて

  • 外に出し始めは、少量からあげます。
  • 6月中旬頃から、週に一度たっぷり。
  • 7月頃から、土が乾いたらたっぷり。2日に一度くらいあげています。
  • 10月頃から、控えます。
  • 11月下旬、落葉したら断水。

参考例ですので、植物の様子をよく観察して水やりをしてください。

 

活力剤

発根管理中は、水で薄めた活力剤を霧吹きして木の幹から水分をあげます。

 

高価な商品ですが、使ってみると植物の元気が違う気がします。

 

おすすめの鉢

黒プラバチで揃えるとかっこいいです。

 

人気商品のためすぐに売り切れます。 写真はアガベチタノタです。すいません

 

販売は楽天市場のみ

 

化粧砂。カッコよくなります。

化粧砂を使うだけでおしゃれになります。

こちらも人気商品のためすぐに売り切れます。

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発根について

葉が生えてくれば、元気で調子が良い証拠で根もすぐに生えてくるでしょう。

グラグラと動かなくなると根が定着してきた証拠ですが、しっかり定着するまでに1年くらいかかることもあります。

お気に入りの鉢に植え替えたくなりますが、植え替えは3年に一度くらいにした方が良いです。

毎年、取り替えると植物が弱り枯れてしまします。

パキポディウムの根は細いので、鉢から引き抜いてしまうと根が全て取れてしまうこともあるので注意しましょう。

 

最後に

パキポディウムは種類も多く、魅力的なのでたくさん集めたくなってしまいます。

毎日観察することで、植物の表情がわかるようになるので毎日の観察を欠かさないようにしましょう。

これから価格も上昇し手に入れにくくなりそうですが、是非魅力あるパキポディウムを育ててみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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しんかい

【最近興味があること】 プログラミング▶︎IT関連▶︎ 【趣味】 ランニング▶︎塊根植物【多肉植物】にはまっています。

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