発芽が比較的容易と言われるアガベチタノタの発芽管理に挑戦しました。
アガベは実生株でも、うまく育てることができれば、現地株も劣らないかっこいい形に育て上げることができるのも魅力です。
アガベチタノタ・ブルーの発芽管理
種の購入
アガベの種を購入します。
メルカリなど、ネットショップやネットオークションなどを利用すれば簡単に手に入れることができます。
当然ながら、新鮮ではない種を手にしてしまうと発芽しないことがありますので、メッセージ等を利用して状態を確認してもよいと思います。
今回はネットオークションを使ってアガベチタノタ・ブルーの種を購入しました。
50粒を約800円で購入することができました。
発芽管理
まずカビを防ぐために、ベンレートの中に1日つけておきました。
アガベはカビが発生することが少なく、発芽も容易な種類とのことですので、ベンレートを使わず、メネデールにつけておいてもいいみたいです。
今回は初めての試みでしたので、念の為ベンレートを使用しました。
播種(種を蒔く)
種は2022年5月13日に蒔きました。
苗専用のポットを使って個別に分けたほうが管理が楽なのかもしれませんが、私はフードパックを使うことにしました。
フードパックとは、スーパーでコロッケなどのお惣菜を買う時に使うやつです。
フードパックにした理由は、全体的にクリアな材質であるため、光の透過率が高いと思ったからです。
上横下からも光を吸収することができます。
フードパックに湿らせたバーミキュライトを敷き詰め、ピンセットを使い、一粒ずつバーミキュライトの中に埋めました。
湿らせたバーミキュライトといっても、水が垂れる位びちゃびちゃに水をかけました。
種50粒を3パックに分けました。
1パックは終日屋外管理。
もう一つは、昼間天気が良い時は屋外、夜は室内で管理しました。
最後の1つは、終日室内のLEDの下で管理しました。
種を蒔いてからは曇りの日が多く、気温は15度から20度くらいの気候の日が続いていましたが、3日後の5月16日には発芽が確認できました。
3種類の発芽状況ですが、ほとんど変わらなかったです。
私の発芽率は50粒中、35位でしたので、60%から70%といったところでした。曇りの日が続き夜は気温が下がってしまう日もありました。
毎日、暖かい日、晴れの日が続いていれば、発芽率がもう少し上がったのではないかと思います。
夜に気温が20度を下回るような日は室内で管理したほうが、発芽や発芽後の成長も早いと思います。
発芽後の管理
ある程度成長したところで、バーミキュライトのパック管理から赤玉と鹿沼土による腰水管理へ変更しました。
赤玉で管理することで、空気がより多く取り入れられるそうです。
植え替えてすぐの頃は、ラップで乾燥しないように保護しました。
まとめ
溶けてしまったものもありましたが、30苗ほどが成長をしています。
アガベの発芽自体は思っていた以上に簡単でした。
これから数年かけ、立派なアガベに育て上げていきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
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